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dog◆◆ 撮影の基礎知識 ◆◆ 

写真撮影の基礎知識をご紹介
実際の撮影の際知っておきたいデジカメならではの特性です。


項番
写真撮影の基礎知識

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★花の写真の撮り方 背景と前景の処置
傑作か凡作かは背景で決まるか?? 爽やかな色で被写体を演出する。
1.暗くて殺風景な背景を選び、花の色や形をハッキリ描写する。  2.はでな色彩の花を強調するには、色を抑えた背景が効果的です。  3.早春を彩る華やかな色の花の撮影には、白の花を前景に入れると明るさが出ます。  4.明るく目立つ背景に被写体を重ね、一群の中から主題を明確にする。  5.小さくて地味な花の撮影には、色鮮やかな花の背景が効果的です。  6.背景と同時に前景も取り入れ、画面全体の密度感を高める。  7.背景に反射物を取り込んで、大きな点光源として活用する。  8.背景の印象的な光がアクセントに、ボケ量は控えて説明的要素を残す。  9.色の系統が異なる2種類の花、それが微妙な背景に仕上がることがある。

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★ダイアモンド富士の撮影
天候、時間、場所、その他の各種条件が自分の思いとピタリ と一致しないと納得いく作品が出来上がらない。 撮り直すのはまた場所の移動、当然各種条件が違っての撮影、 だから面白い・・・夢中になるのかも・・・。 ☆以下、あくまでも私が撮る場合のカメラ設定です。 三脚使用、ホワイトバランスは太陽光、露出モードは絞り値と シャッタースピードを自分で設定するマニュアルモード。 絞りはf8〜f11、シャッタースピードは太陽の一番外側のやや 暗くなった部分をスッポト測光で計った速度。 ピントもマニュアルで、太陽が落ちる前に山頂部分に前もって 合わせておく。 先述のオートブラッケト機能使用も便利、 カメラによっても機能や設定法がマチマチなので、文章の説明 だけでは理解し難いと思いますが・・

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★逆光の撮影法の基本
逆光の風景の中の人物撮影は、暗くシルエット気味になります。 街中のスナップなども建物や木々の暗部のディティールが出ず に暗い写真になることが多いです。 ☆カメラの測光モードは ‘ESP測光’と‘スポット測光’がある のでスッポト測光に設定します。 人物の顔などの部分に合わせて露出を計り、暗くなるのを防ぎ ます。 ☆オートブラッケト機能が備わったカメラではカメラが測光した 標準露出の明るさの写真にプラス一段、マイナス一段などの 計3枚の写真が連続で撮影されるので便利です。 もちろん手動でプラス半段、一段、と明るく出来ます。 ☆‘日中シンクロ’ 昼間であってもフラッシュを発光します。 夜や部屋の中ではカメラが自動的にフラッシュ発光しますが 昼間の戸外での使用も効果的です。 カメラの稲妻マークを押すとフラッシュの強制発光が使用出来 ます。

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★一眼レフのボケが大きいのではなく、デジカメのボケが小さい
歴史から考えて一眼レフが先です。 すなわち、デジカメの受光部のCCDの厚みとフィルムの厚みの差が 手前から奥までピントの合う範囲(被写界深度)の差になります。 デジカメ写真のバックのボケ具合が不満だとの皆さんは多い筈、 もう少しボケれば主役が浮き上がって・・・との声はよく耳にします。 ☆ボケ具合は絞り値を、絞り込むほどピントの合う範囲が深くなる、  反対に絞りを開けるほどピントの合う範囲が浅くなる。 ☆被写体に近づくほどピントの合う範囲が浅くなる。 ☆望遠レンズに成るほどピントの合う範囲が浅くなる。 デジカメはモニターで絞った状態で(実際に写る状態)画面を確認 出来ますが、一眼レフはファインダーで見る像は常に絞り開放状態 です。ボケ具合はカメラ右下の絞込みボタンで確認します。 28〜300ミリレンズは、デジカメに装着すると35ミリ換算 で約42〜450ミリとなります。 300〜400ミリは超望遠レンズで、野球場で大砲のような大きな 長いレンズを構える新聞社のカメラマンと同じなのです。 スポーツ写真は早いシャッターを切る必要から絞りを開放近くに開け ますが、ピントも浅くなり難しいのですが、花や風景は手振れのない 範囲でシャッタースピードを遅く、絞り値も絞り込めるので先程の絞り 込みボタンで確認しましょう。 100ミリマクロも35ミリ換算では200ミリになります。 被写界深度は浅くなり、加えて接写による深度が更に浅くなり数ミリ のズレがピンボケになります。 作例については、撮影状況、絞り値など詳しく分からないので細かい 分析は難しいですが、一度同じ花など三脚使用で徐々に絞り値を変 えて撮影してみて下さい。 最後に、フォーカスエリアは通常はシングルの方がいいでしょう そして早い動きの被写体にはダイナミックを使用。 至近優先ダイナミックは望遠使用時、被写体の輝度の低いものは 反応しにくいのです。また、フォーカスモードがレリーズ優先の AF-C設定の場合フォーカスロックされないので注意して下さい。

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★花火撮影はピント、露出共にマニュアルモードが基本
ピントはカメラ、レンズの両方の切り替えボタンをAFからM にします。レンズのフォーカスリングが手動で回せるように なるのでピントを無限遠にします。 絞りはF8がベストと思いますが、ISO設定は200でもOK ですが撮った写真が露出オーバー気味で白飛びするよう なら、F値を11にもう一段絞り込んでみましょう。 シャッタースピードはバルブ撮影で4〜8秒がいいでしょう。 シーンモードではなく、ホワイトバランス設定を晴天モードに すれば色温度は約6000度ケルビンになります。 三脚、レリーズまたはリモコンは花火撮影の必須アイテム です。

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★画像サイズとクオリティは⇒商品撮影は両方とも一番を選択
商品写真の撮影には、画像サイズ、クオリティともに デジカメの一番のものを選ぶようにしましょう。 例えば、320万画素のデジカメの画像サイズは「2048×1536」が最高サイズです。 クオリティは、デジカメで撮影した写真をファイルに保存するときに圧縮する 比率です。圧縮率が低い方が画質は高くなります。

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★光学ズームとデジタルズームの違いは⇒商品撮影は光学ズーム
光学ズームは、ズームしても写真の劣化はありません。 一方デジタルズームは、写した画像をデジカメ内部で引き伸ばして大きく 見せるため、画質が粗めになります。そのため、商品撮影では、 光学ズームのみの活用が鉄則です。

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★ 被写体深度 1.絞りを変えて背景のボケ具合を表現しょう!!!
絞りを開けて開放気味(例 絞り4、シャッター速度1/125)で撮影すると、被写体深度(ピントが合っている範囲)が浅くなって、背景がボケ、一番目立たせたい主役が浮き上がって見せる効果が出る。
絞りを絞り込むと(例 絞り16、シャッター速度1/8)被写体深度が深くなり、ピントの合う範囲が前後に広がる。全体がはっきり写し込まれる。

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★ 被写体深度 2. 絞りを絞り込むとシャッタースピードが遅くなり、絞りを開放するとシャッタースピードは速くなる。
シャッタースピードを速くし、同じ明るさで撮るには絞りを開放しなくてはならない。 よって、被写体深度は浅くなり、背景がボケやすく主役が浮き出るようになる。
シャッタースピードを遅くすると、絞りを絞り込むことになる。シャッタースピードは遅くなるので動きの表現が明確になり、絞りを絞りこむから、被写体深度は深くなって手前から奥までピントが合う。

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★構図 主題と副題の比率も大事
構図を考える時、まず主役(主題)を決めます、次にその主役を引き立たせる副題を考えます。 副題を構図の中に入れることで何時までも撮影したときの印象が残ります、このとき重要な事は主題と副題の比率を7対3で構成します、出来上がり作品にまとまりがある効果を生み出します。

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★構図 背景に気を付けて撮影
ただ漠然と撮影していると、構図の中によけいなものがたくさん写り込んでしまいます、人は三脚の働きが出来ます、前後に動く事も、左右に動く事も、上下に動くことも、カメラ位置を工夫すれば最適なアングルが見つかります、背景をシンプルにすることで主役も引き立ちます。

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★構図 ローアングルとハイアングルの効果
アングルを変えて強調したい部分を主張させる方法です、ハイアングルで撮影、高さのある場所から見下ろして撮影すると広がりと奥行きを同時に表現することが出来、特に広角レンズを使えば遠近感が誇張されます、ローアングルで撮影、地面に近いところから見上げるように撮影することは被写体が勢いよく天に伸びていくような迫力ある写真に仕上げられます。

6
★構図 タテ位置とヨコ位置の特長
風景の構図を考える時にヨコ位置で撮影する場合は風景の広がりを出すことが出来、構図に安定感が出て、風景が見た目に近い、印象を与えます。タテ位置で撮影する場合は奥行き感を出す事で風景にもメリハリを作ることが出来ます。

5
★構図 色の色彩を生かして構図に臨む
主役が決まり構図の構想がかたまったら、次は色合いを考えます、たとえば空の青色の中にピインクの花びらを入れる、構図の中に明るい色を使用することでコントラストが強調でき主役のピインクの花びらを鮮やかに表現することが可能になります。

4
★構図 主役を明確にして撮影に臨む
構図を決める時に最も大事な事は、何を主役にしたいかを明確にすることである。 主役が決まれば、ピイントをどこに合わせるか、画面の広がりはどうか、画面に余分なものはないか、もっと近づいた方が良いか、遠のいた方が良いか、構図の考え方が明らかになります。

3
★液晶モニタで読み取れる情報は⇒撮影モード・ストロボなど
デジカメの液晶モニタには、撮影モードストロボのオンオフなど 様々な情報が表示されています。液晶モニタで常にデジカメの状態を 把握しておくことは、スムーズな撮影につながります。

2
★液晶モニタとファインダの違いは⇒接写は液晶モニタが基本
ファインダで撮影する場合に注意したいのは「パララックス」です。 ファインダのレンズと撮影するレンズとの位置にズレがあるために起こる現象で、 ファインダで見える範囲と実際に写真が写る範囲がズレてしまいます。 特に商品に近寄った撮影時(つまり商品写真の撮影時)には、このズレが大きいので、 撮影の際は、液晶モニタの活用を基本に考えましょう。

1
★オートモードは何が自動か⇒ピントなどおもに4点を自動設定
デジカメのオートモードでは、おもにピント、ホワイトバランス、露出、 シャッタースピードを自動設定します。 ただし、ホワイトバランス、 露出については、天候や撮影状況によって、自動設定にくるいが生じることもあります。 この場合は、マニュアルモードで手動で設定を変更します。

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